ボバ・フェットは、『スター・ウォーズ』シリーズを代表する賞金稼ぎだ。オリジナル三部作ではダース・ベイダーに雇われてハン・ソロを追い詰める寡黙な脇役だったが、一度は死亡したと思われながら『マンダロリアン』で生存が発覚し、Disney+のスピンオフドラマ『ザ・ブック・オブ・ボバ・フェット』では主役として自身の物語を歩んだ。この記事では、映画本編での初登場からサルラックの怪物への転落、そこからの生存、Disney+ドラマでの活躍まで、ボバ・フェットというキャラクターの全体像を時系列で整理する。
ボバ・フェットとはどんなキャラクター?
ボバ・フェットは、銀河一の賞金稼ぎと呼ばれたマンダロアの戦士ジャンゴ・フェットのクローンで、ジャンゴに実の息子として育てられた設定になっている。この出自は『エピソード2/クローンの攻撃』で描かれており、ボバはまだ子どものときに戦場でジャンゴを亡くしている。マンダロアの鎧と多彩な武装で身を固め、感情をほとんど表に出さない寡黙なプロフェッショナルとして描かれるのが特徴だ。
初登場は映画本編ではなく、1978年に放送されたテレビスペシャル『スター・ウォーズ ホリデー・スペシャル』のアニメパートで、実写映画への初登場は1980年公開の『エピソード5/帝国の逆襲』になる。
映画本編でのボバ・フェット――『帝国の逆襲』と『ジェダイの帰還』
『帝国の逆襲』:ハン・ソロを追う賞金稼ぎ
『エピソード5/帝国の逆襲』でボバ・フェットは、ダース・ベイダーから依頼を受けた賞金稼ぎのひとりとしてハン・ソロを執拗に追跡する。最終的にベイダーによってカーボン冷凍されたソロの身柄を引き渡され、その後ジャバ・ザ・ハットのもとへ運んでいった。
『ジェダイの帰還』:ジャバの用心棒とサルラックへの転落
『エピソード6/ジェダイの帰還』では、ジャバ・ザ・ハットの用心棒的な立場で再登場する。ルーク・スカイウォーカーやハン・ソロたちがジャバの帆船(サンド・バージ)上で反撃に転じた戦闘の最中、ボバ・フェットは背中のジェットパックが誤作動を起こし、タトゥイーンの砂漠にある怪物サルラックの巣に転落した。この時点では死亡したものとして扱われ、以降長年にわたりファンの間で生死が議論の的になっていた。
サルラックから生き延びていた――『マンダロリアン』での再登場
ここから先は『マンダロリアン』および『ザ・ブック・オブ・ボバ・フェット』のネタバレを含みます。
『ジェダイの帰還』から数十年後を描くDisney+ドラマ『マンダロリアン』シーズン2で、ボバ・フェットはタスケン・レイダーに捕らえられていた状態で再登場し、サルラックの巣から自力で脱出して生き延びていたことが判明する。主人公ディン・ジャリン(マンダロリアン)が保管していたかつての自分の鎧を取り戻し、賞金稼ぎのフェネック・シャンドとともに行動をともにするようになる。
Disney+ドラマ『ザ・ブック・オブ・ボバ・フェット』のあらすじと見どころ
『ボバ・フェット/The Book of Boba Fett』は、Disney+で独占配信されたボバ・フェット主演の実写スピンオフドラマだ。2021年12月29日から2022年2月にかけて全7話が配信され、日本でも米国と同時配信された。
物語の序盤では、回想シーンとしてサルラックの巣からどのように生還したのかが描かれる。タスケン・レイダーの集落に助けられたボバ・フェットは、彼らの流儀を学びながら砂漠での生き方を身につけていく。本編ではジャバ・ザ・ハットが去った後のタトゥイーンで、相棒フェネック・シャンドとともに新たな支配者としての地位を築こうとする姿が描かれる。
第5話以降はディン・ジャリン(マンダロリアン)が本格的に合流し、『マンダロリアン』本編のその後の物語としても機能する構成になっている点も見どころのひとつだ。日本語吹替版ではボバ・フェット役を金田明夫、フェネック・シャンド役を花藤蓮が務めている。
実際にボバ・フェットが鎧を身にまとい戦うシーンや、サルラックから生還する経緯を映像で確認したい人は、Disney+で本編を視聴できる。
現在の配信状況と続編の見通し
『ボバ・フェット/The Book of Boba Fett』は現在もDisney+で独占配信中で、全話をいつでも視聴できる状態にある。シーズン2については2026年8月時点で正式な制作発表はなく、主演のテムエラ・モリソンも続編の企画は保留にされていると発言しており、続報が待たれる状況だ。
Disney+の日本版の使い方や登録方法を先に確認しておきたい人は、Disney+(ディズニープラス)の日本版を利用者が徹底解説の記事も参考にしてほしい。
ボバ・フェットに関するよくある質問
ボバ・フェットは結局死亡したの?
映画『ジェダイの帰還』の時点ではサルラックの怪物に飲み込まれて死亡したものと扱われていたが、実際にはそこから自力で脱出しており、『マンダロリアン』『ザ・ブック・オブ・ボバ・フェット』の時点では生存している。
マンダロリアン(ディン・ジャリン)とはどんな関係?
ボバ・フェットが失っていた自身のかつての鎧を、ディン・ジャリンが所持していたことがきっかけで接点が生まれる。詳しい経緯や協力関係の内容は関連記事で扱う。
グローグー(ベビー・ヨーダ)との関係は?
『ザ・ブック・オブ・ボバ・フェット』の終盤にはグローグーも登場する。両者の関わり方については関連記事で詳しく解説する。
作品はどの順番で見ればいい?
映画三部作、『マンダロリアン』、『ザ・ブック・オブ・ボバ・フェット』のどこから見るべきか迷う人向けの視聴順ガイドは、別の記事で詳しく整理する。
この記事で紹介した映画本編からDisney+ドラマまでの流れを実際の映像で追いたい人は、Disney+で『ボバ・フェット/The Book of Boba Fett』本編をチェックできる。



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