『ミズ・マーベル』の主演は、パキスタン系カナダ人俳優のイマン・ヴェラーニです。主人公カマラ・カーンをオーディションで勝ち取った当時無名の新人で、この作品が実質的なデビュー作となりました。家族役にはモハン・カプールやゼノビア・シュロフといったインド・パキスタン系の実力派俳優が起用され、友人役や敵役にも多国籍のキャストが揃っています。この記事では、Disney+ドラマ『ミズ・マーベル』の主要キャストを役柄ごとに整理して紹介します。
『ミズ・マーベル』はどんな作品?キャストを見る前におさらい
『ミズ・マーベル』は2022年6月8日からDisney+で独占配信されたマーベル・スタジオ制作のドラマシリーズで、全6話。ニュージャージー州ジャージーシティに住むパキスタン系アメリカ人の高校生カマラ・カーンが、不思議な力を持つブレスレットをきっかけにMCU初のムスリム系ヒーロー「ミズ・マーベル」として覚醒していく姿を描きます。
主人公カマラ・カーン役はイマン・ヴェラーニ
カマラ・カーン/ミズ・マーベルを演じるのはイマン・ヴェラーニ。2002年生まれ、パキスタン・カラチ出身で幼少期にカナダへ移住した俳優で、『ミズ・マーベル』のオーディションに合格するまでは目立った出演作のない新人でした。カマラと同じくアベンジャーズの熱狂的なファンという素顔もあり、キャスティング発表時から話題になった起用です。日本語吹替版では松岡美里が声を担当しています。
ヴェラーニはこのドラマ以降もカマラ・カーン役を続投し、2023年公開の映画『ザ・マーベルズ』にも出演しています。映画版のキャスト詳細は以下の記事でも紹介しています。
【キャプテン・マーベル】キャスト徹底紹介!ブリー・ラーソンから『マーベルズ』組まで
カマラの家族を演じるキャスト
カマラを取り巻く家族もこの作品の大きな魅力です。厳格ながら娘を思う父ユスフ、現実的で心配性な母ムニーバ、信仰心が厚く優しい兄アーミルなど、家族の掛け合いがコメディ要素として作品を支えています。
| 役名 | 俳優 | 日本語吹替 |
|---|---|---|
| ユスフ・カーン(父) | モハン・カプール | 岩崎ひろし |
| ムニーバ・カーン(母) | ゼノビア・シュロフ | 津田真澄 |
| アーミル・カーン(兄) | サーガル・シェイク | ― |
| サナ(祖母) | サミナ・アハメド | ― |
アーミルの婚約者タイシャ・ヒルマンはトラヴィナ・スプリンガーが演じています。また、劇中の回想シーンでは1947年のインド・パキスタン分離独立を背景にした曽祖父母世代のエピソードも描かれ、曽祖父ハサン役をファワード・カーン、曽祖母アイシャ役をメヘウィッシュ・ハーヤトが演じています。2人ともパキスタンで国民的な人気を誇る俳優で、南アジア圏のファンにとっては豪華な起用として話題になりました。
友人・同級生を演じるキャスト
カマラの学校生活を彩る友人キャストも重要な役どころです。
- ブルーノ・カレッリ(マット・リンツ、吹替:新祐樹):カマラの幼なじみで理系の親友。物語を通してカマラの一番の理解者として動きます。
- ナキア・バハディール(ヤスミーン・フレッチャー、吹替:ファイルーズあい):カマラの親友でモスクの評議員選挙に立候補する行動派。原作コミックではトルコ系という設定でしたが、MCU版ではレバノン系にアレンジされています。
- ゾーイ・ジマー(ローレル・マースデン):カマラのクラスメイトでSNSインフルエンサー的な人気者。
クランデスティンとカムラン、レッド・ダガーを演じるキャスト
物語中盤からはカマラの力の秘密に関わる勢力「クランデスティン」と、その周辺人物が登場します。
- カムラン(リッシュ・シャー、吹替:増田俊樹):カマラが好意を寄せる転校生。クランデスティンの一員である母ナジュマとの関係に揺れる役どころです。
- ナジュマ(ニムラ・ブチャ):カムランの母でクランデスティンのリーダー格。カマラの力の起源に深く関わります。
- カリーム/レッド・ダガー(アラミス・ナイト、吹替:岡本信彦):カラチを拠点に活動するヒーロー。原作コミックにも登場する人物で、カマラの祖母サナとも縁があります。
そのほかの主要キャスト
カマラが通うモスクの指導者シェイク・アブドラをレイス・ナクリが演じるほか、ダメージ・コントロール捜査官のP・クリアリー(アリアン・モアイド)、セイディ・ディーヴァー(アリシア・レイナー)といった政府機関側のキャラクターも登場します。
ここから先は最終話のサプライズ出演に軽く触れます。まだ視聴していない方は読み飛ばしてください。最終話のポストクレジットシーンには、キャプテン・マーベル役のブリー・ラーソンがサプライズ出演し、後の映画『ザ・マーベルズ』へとつながる展開が描かれました。日本語吹替はキャプテン・マーベル役でおなじみの水樹奈々が担当しています。
原作コミックとMCUドラマ版のキャスト・設定の違い
原作コミックのカマラ・カーンは「インヒューマン」という設定で、テリジェンミストを浴びたことで力を得て、姿形を自在に変える「エンビギン」というシェイプシフト能力を持っています。一方、MCUドラマ版では力の源は先祖から受け継いだブレスレットとされ、能力も光や宇宙エネルギーを用いた「ハードライト・コンストラクト」に変更されています。さらに、カマラの出自についても原作とMCU版で異なる設定が採用されており、原作にはない要素が追加されています。友人ナキアの出自がトルコ系からレバノン系に変更されている点も、原作との違いとしてよく挙げられます。
よくある質問
ミズ・マーベル役の俳優は誰ですか?
カマラ・カーン/ミズ・マーベルを演じるのはイマン・ヴェラーニです。『ミズ・マーベル』が事実上のデビュー作となり、以降『ザ・マーベルズ』にも同役で出演しています。
『ミズ・マーベル』にキャプテン・マーベルは出演していますか?
最終話のポストクレジットシーンに、ブリー・ラーソン演じるキャプテン・マーベル(キャロル・ダンヴァース)がサプライズ出演します。
ミズ・マーベルの原作とMCUドラマ版でキャストや設定は違いますか?
キャスト自体は実写化にあたって新規に決定されたものです。設定面では、力の起源や能力の種類、一部キャラクターの出自など、原作コミックからMCUドラマ版でアレンジされている部分があります。
まとめ
『ミズ・マーベル』は、新人イマン・ヴェラーニを主演に据えつつ、モハン・カプールやゼノビア・シュロフら実力派、ファワード・カーンやメヘウィッシュ・ハーヤトといった南アジアの人気俳優のカメオまで揃えた層の厚いキャスト陣で作られた作品です。実際に俳優が演じるカマラ・カーンや家族・友人たちの掛け合いを見たい人は、Disney+で本編をチェックできます。



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