「キャプテン・マーベルを演じているのは誰?」「ニック・フューリー役の俳優はほかのMCU作品にも出てる?」——『キャプテン・マーベル』を観たあと、キャストが気になって検索する人は多いはずです。1995年のクリー帝国と地球を舞台にした本作は、主人公キャロル・ダンヴァースを筆頭に、MCUファンにはおなじみの顔ぶれから意外な実力派俳優まで、豪華なキャストが揃っています。
この記事では、映画『キャプテン・マーベル』(2019年)の主要キャストを俳優名と役柄セットで整理し、続編『マーベルズ』(2023年)で新たに加わったキャストにも触れながら、それぞれの見どころをまとめました。
- ブリー・ラーソンをはじめとする『キャプテン・マーベル』主要キャストと役柄
- サミュエル・L・ジャクソンら脇を固める俳優陣の見どころ
- 続編『マーベルズ』で新たに加わったキャスト(イマン・ヴェラーニ、ティヨナ・パリスほか)
結論:『キャプテン・マーベル』はブリー・ラーソンが主演を務め、サミュエル・L・ジャクソンやジュード・ロウら実力派が脇を固める作品。続編『マーベルズ』では、イマン・ヴェラーニ演じるミズ・マーベルと、ティヨナ・パリス演じるモニカ・ランボーが新たな主役級キャラクターとして加わりました。
主人公キャロル・ダンヴァース/キャプテン・マーベルを演じるブリー・ラーソン
キャロル・ダンヴァース(劇中では「ヴァース」の名でも登場)を演じるのは、ブリー・ラーソンです。地球出身の元空軍パイロットでありながら、記憶の一部を失いクリー帝国の精鋭部隊「スターフォース」の一員として戦う複雑な役どころを、芯の強さと不器用な人間らしさの両面を行き来しながら演じきっています。
ブリー・ラーソンは本作出演前の2016年に、映画『ルーム』でアカデミー賞主演女優賞を受賞しているシリアス系の演技派女優です。MCUのようなアクション大作への出演は意外性がありましたが、実際にはスタントの多くを自身でこなすなど身体づくりにも力を入れ、フォトンブラストを放ちながら空を飛ぶ姿を説得力のあるものに仕上げました。『キャプテン・マーベル』以降も、『アベンジャーズ/エンドゲーム』『マーベルズ』とシリーズを通してキャロルを演じ続けています。
ニック・フューリーを演じるサミュエル・L・ジャクソン
S.H.I.E.L.D.のエージェントであり、後にアベンジャーズ構想を発案する人物としておなじみのニック・フューリーを演じるのは、サミュエル・L・ジャクソンです。『アイアンマン』(2008年)のポストクレジットシーンから登場し続けてきたキャラクターですが、『キャプテン・マーベル』は1995年が舞台のため、まだ両目が健在で、後にアイパッチをつけることになる経緯も描かれる貴重な一作になっています。
本作の見どころのひとつが、若返り技術(デ・エイジング)によって表現された1995年当時のフューリーの姿です。サミュエル・L・ジャクソンならではの飄々とした軽妙な芝居に、まだ組織の中堅にすぎなかった頃の人間味あふれる一面が加わり、シリーズを通じて見てきたファンほど楽しめる仕上がりになっています。
ヨン・ロッグを演じるジュード・ロウ
キャロルの上官であり、スターフォースの隊長兼教官という立場で登場するヨン・ロッグを演じるのは、ジュード・ロウです。キャロルに戦闘技術と精神統制を叩き込む師匠のような存在として描かれ、物語序盤では信頼できる指導者に見えますが、物語が進むにつれてその立ち位置の意味合いが変化していきます。
『シャーロック・ホームズ』シリーズのワトソン役などで知られるジュード・ロウが、抑制の効いた演技で「言葉の端々に潜む違和感」を醸し出すことで、本作の物語構造を支える重要な役割を果たしています。
タロスを演じるベン・メンデルソーン
敵対勢力として登場するスクラル人の将軍タロスを演じるのは、ベン・メンデルソーンです。相手に姿を変えることができるシェイプシフター能力を持つ種族の指揮官として恐れられる存在として描かれますが、物語の中盤以降でその印象は大きく覆されます。特殊メイクによって人間離れした容貌を作り込みながらも、表情の芝居だけでユーモアと哀愁を同時に表現している点が高く評価されている役どころです。
ベン・メンデルソーンはオーストラリア出身の俳優で、『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』の悪役クレニックなど、シリアスな役柄で知られてきました。タロスというコミカルな要素も併せ持つキャラクターを演じたことで、俳優としての新たな一面を見せた作品でもあります。
マリア・ランボーを演じるラシャーナ・リンチ
キャロルの空軍時代の親友であり、記憶を失った彼女を地球で受け止める重要な人物マリア・ランボーを演じるのは、ラシャーナ・リンチです。優秀なテストパイロットでありながら、シングルマザーとして娘のモニカを育てる強さを兼ね備えたキャラクターとして描かれています。キャロルとの友情を通じて、本作は「戦友」というテーマを丁寧に描いており、その関係性の説得力を支えているのがラシャーナ・リンチの演技です。
ラシャーナ・リンチはイギリス出身の俳優で、後に映画『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』で新たな00エージェントを演じるなど、国際的な活躍を見せています。
コールソン捜査官を演じるクラーク・グレッグ
S.H.I.E.L.D.の捜査官フィル・コールソンを演じるのは、クラーク・グレッグです。『アイアンマン』から続くMCUの初期作品でおなじみの人物ですが、本作では1995年当時、まだ経験の浅い新米捜査官として登場します。フューリーとのコンビの原点が垣間見える構成になっており、シリーズを追ってきたファンにとって感慨深いシーンのひとつです。
スープリーム・インテリジェンスを演じるアネット・ベニング
クリー帝国を統治する存在「スープリーム・インテリジェンス」を演じるのは、アネット・ベニングです。劇中でこのキャラクターは、対話する相手にとって最も尊敬する人物の姿を取って現れるという設定になっており、キャロルの前では亡き恩師のような姿を取ります。物語の終盤に明かされるこのキャラクターの正体は、原作コミックのファンにとっても大きな意味を持つ要素であり、アネット・ベニングの落ち着いた演技がその重みを支えています。
そのほかの主要キャスト
『キャプテン・マーベル』には、上記のほかにも実力派俳優が脇を固めています。主なキャストを以下の表にまとめました。
| 役名 | 演じる俳優 | 役どころ |
|---|---|---|
| コラス | ジャイモン・フンスー | スターフォースの一員 |
| ミネルヴァ | ジェマ・チャン | スターフォースの一員 |
| ブロン=チャー | ルーン・テムテ | スターフォースの一員 |
| 幼少期のモニカ・ランボー | アキラ・アクバー | マリアの娘 |
スターフォースのメンバーはそれぞれ個性豊かなキャラクターとして描かれており、シリーズを重ねるごとに再登場する俳優もいるため、他のMCU作品を観る際にも顔を覚えておくと楽しみが広がります。
続編『マーベルズ』で新たに加わったキャスト
2023年公開の続編『マーベルズ』では、キャロル・ダンヴァースを演じるブリー・ラーソン、ニック・フューリー役のサミュエル・L・ジャクソンが続投する一方で、新たなキャストが物語の中心に加わりました。監督はニア・ダコスタが務めています。
ミズ・マーベルを演じるイマン・ヴェラーニ
Disney+ドラマ『ミズ・マーベル』でキャロルの大ファンであるカマラ・カーンを演じたイマン・ヴェラーニが、『マーベルズ』でもミズ・マーベル役を続投しています。憧れの存在であるキャプテン・マーベルと共演を果たすという、ドラマ版から続く物語の集大成として起用されており、フレッシュな熱量あふれる演技で作品に明るいエネルギーを加えています。
モニカ・ランボーを演じるティヨナ・パリス
マリアの娘であり、『キャプテン・マーベル』では子役アキラ・アクバーが演じていたモニカ・ランボーは、ドラマ『ワンダヴィジョン』以降、成長した姿としてティヨナ・パリスが演じています。『マーベルズ』では特殊な能力に目覚めたキャラクターとして、物語の重要なポジションを担っています。
そのほかの新キャスト
敵役ダー=ベンを演じるのはゾーイ・アシュトンです。クリー帝国の軍人として、キャロルたちと敵対する存在として登場します。また、韓国の俳優パク・ソジュンが謎めいた王子役で出演していることも話題を呼びました。前作からの続投組と新規キャストが融合したことで、『マーベルズ』は『キャプテン・マーベル』とは違ったテイストのチーム編成劇として仕上がっています。
まとめ:豪華キャストが支える『キャプテン・マーベル』シリーズ
- 主人公キャロル・ダンヴァース/キャプテン・マーベルは、アカデミー賞受賞歴を持つブリー・ラーソンが演じている
- ニック・フューリー役のサミュエル・L・ジャクソンは、若返り技術によって1995年当時の姿で登場する
- ヨン・ロッグ(ジュード・ロウ)、タロス(ベン・メンデルソーン)、マリア・ランボー(ラシャーナ・リンチ)など、物語の鍵を握る役どころにも実力派俳優が揃っている
- 続編『マーベルズ』では、イマン・ヴェラーニ演じるミズ・マーベルと、ティヨナ・パリス演じるモニカ・ランボーが新たな主役級キャラクターとして加わった
『キャプテン・マーベル』のキャストを知っておくと、1995年の設定ならではの若返り表現や伏線の数々に気づきやすくなり、続編『マーベルズ』でのキャラクター再登場もより楽しめるはずです。キャスト同士の関係性を意識しながら、あらためて2作を見比べてみるのもおすすめです。


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