フランスの俳優ギャスパー・ウリエルは、Disney+ドラマ『ムーンナイト』に敵役アントン・モガート(ミッドナイト・マン)役で出演していたが、ドラマの配信開始を待たずに2022年1月19日、スキー中の事故により37歳で亡くなった。この記事では、ギャスパー・ウリエルの経歴、『ムーンナイト』での役柄、死去に至った経緯、作品への影響を事実関係にもとづいて整理する。
ギャスパー・ウリエルとはどんな俳優か
ギャスパー・ウリエルは1984年11月生まれのフランス人俳優。10代から映画に出演し、『冷たい抱擁』(2004年)でセザール賞有望若手男優賞を受賞。ハリウッド作品では『ハンニバル・ライジング』(2007年)で若き日のハンニバル・レクターを演じたほか、ファッションデザイナー、イヴ・サンローランの半生を描いた『サンローラン』(2014年)でセザール賞主演男優賞を受賞するなど、フランスを代表する俳優の1人だった。長年シャネルの香水「ブルー ドゥ シャネル」の広告に起用されていたことでも知られている。
『ムーンナイト』での役柄「アントン・モガート(ミッドナイト・マン)」
ギャスパー・ウリエルが演じたアントン・モガートは、原作コミックでは怪盗キャラクター「ミッドナイト・マン」として知られる人物。ドラマ版では美術品や骨董品を狙う裏社会の人物として登場し、主人公側と対立する役どころだった。撮影は本人の死去以前に完了しており、ウリエルの出演シーン自体はそのまま作品に使用されている。
キャストの詳細な相関や他の登場人物についてはムーンナイトのキャスト・登場人物まとめで解説している。
死因・経緯
ギャスパー・ウリエルは2022年1月19日、フランス・サヴォワ県のスキーリゾート「ラ・ロジエール」で滑走中、コースを曲がる際に別のスキーヤーと衝突する事故に遭った。頭部に重傷(脳損傷)を負い、ヘルメットは着用していなかったとされる。事故後、グルノーブルの病院に搬送されたが、同日中に死亡が確認された。享年37。事故については過失致死の観点から調査が行われたが、最終的に事故によるものと判断されている。
この事故は、『ムーンナイト』がディズニープラスで配信開始される2022年3月30日より約2カ月前の出来事だった。
作品への影響・代役の有無
ギャスパー・ウリエルの出演シーンはすでに撮影済みだったため、代役への差し替えや撮り直しは行われず、本人の演技がそのまま作品に収録されている。Marvel Studiosは同氏の逝去を受けて、配信されたエピソードの1つを追悼として彼に捧げた。『ムーンナイト』は、ギャスパー・ウリエルの死後に公開された作品の1つとなった。
実際の出演シーンを見てみたい人は、Disney+(ディズニープラス)で本編を視聴できる。
『ムーンナイト』のキャスト情報まとめ
『ムーンナイト』の主演はオスカー・アイザックで、主人公マーク・スペクター/スティーヴン・グラント/ジェイク・ロックリーの3つの人格を1人で演じ分けている。敵役アーサー・ハロウをイーサン・ホーク、マークの元妻レイラ・エル=フーリーをメイ・キャラマウィが演じた。作品全体の概要はムーンナイトとは?あらすじ・登場人物・見どころを解説、キャスト全体の一覧はムーンナイトのキャスト・登場人物まとめを参照してほしい。
よくある質問
ギャスパー・ウリエルの代役は立てられた?
立てられていない。出演シーンは死去以前にすべて撮影済みだったため、本人の演技がそのまま使用されている。
『ムーンナイト』は今も配信されている?
2026年9月時点でディズニープラスにて全6話が見放題配信されている。配信状況や視聴方法の詳細はムーンナイトはどこで見れる?Disney+の配信状況・視聴方法を解説で確認できる。
ギャスパー・ウリエルを含むキャストの演技を確認したい人は、Disney+(ディズニープラス)で視聴できる。



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