『デアデビル:ボーン・アゲイン』の中心になる俳優は3人だ。主人公マット・マードック(デアデビル)役のチャーリー・コックス、宿敵ウィルソン・フィスク(キングピン)役のヴィンセント・ドノフリオ、マットの友人カレン・ペイジ役のデボラ・アン・ウォール。3人とも、Netflix版『マーベル/デアデビル』(2015〜2018年)と同じ役で戻ってきている。2026年10月29日時点で、Disney+の作品ページにはシーズン1(全9話)とシーズン2(全8話)が並んでいて、日本ではDisney+の独占配信だ。
この記事では、『ボーン・アゲイン』の登場人物と俳優を表で整理したうえで、Netflix版との違い、シーズンごとに誰が出てくるか、日本語吹替の声優までまとめる。ネタバレ注意:シーズン1の序盤で起きるフォギー・ネルソンの死と、シーズン2の最終話に出てくるゲストに触れる。該当する箇所には「ネタバレ」と書いてあるので、未視聴の人はそこを飛ばして読んでほしい。
デアデビルとは?Netflix版と『ボーン・アゲイン』の関係
デアデビルは、マーベルのヒーローだ。主人公のマット・マードックは子どものころに視力を失い、そのかわりに鋭い感覚を持つようになった。昼はニューヨークのヘルズ・キッチンで働く弁護士、夜は悪と戦う自警団(ヒーロー)という二重生活を送っている。この記事で扱うのは、原作コミックではなく実写ドラマ版だ。
実写ドラマは2本ある。ひとつがNetflixで2015年から2018年まで作られた『マーベル/デアデビル』で、いまはDisney+で見られる。もうひとつが2025年から始まった『デアデビル:ボーン・アゲイン』だ。Disney+公式のシーズン2案内記事は、シーズン1の舞台を「『マーベル/デアデビル』シーズン3から5年後」と紹介している。つまり『ボーン・アゲイン』は、Netflix版の続きの物語だ。そのためキャストも、前作から続投している人が多い。
『デアデビル:ボーン・アゲイン』の主要キャスト・登場人物一覧
Disney+公式のキャストガイドと作品ページに載っている人物を中心に、役名と俳優を表にした。いちばん右の列は、Netflix版『マーベル/デアデビル』に同じ役で出ていたかどうかだ。
| 役名 | 俳優 | どんな人物か | Netflix版に登場 |
|---|---|---|---|
| マット・マードック/デアデビル | チャーリー・コックス | 盲目の弁護士で、夜は自警団として戦う主人公。シーズン2では弁護士の仕事を休み、フィスク市政への抵抗に専念する | あり(主人公) |
| ウィルソン・フィスク/キングピン | ヴィンセント・ドノフリオ | ニューヨークの裏社会を支配していた男。本作ではニューヨーク市長として街を握ろうとする | あり |
| カレン・ペイジ | デボラ・アン・ウォール | マットの友人。シーズン2では腐った政権に対抗するため、スパイのネットワークを築く | あり |
| ヴァネッサ・フィスク | アイェレット・ゾラー | フィスクの妻。政治の手腕で、夫の残忍なやり方を表に出さないようにしてきた | あり |
| ブルズアイ(ベンジャミン・ポインデクスター) | ウィルソン・ベセル | 元FBI捜査官の凄腕の暗殺者 | あり(シーズン3から) |
| ジェシカ・ジョーンズ | クリステン・リッター | 私立探偵。探偵事務所「エイリアス・インベスティゲーションズ」を営む。シーズン2から登場 | あり(『マーベル/ジェシカ・ジョーンズ』主演) |
| フランク・キャッスル/パニッシャー | ジョン・バーンサル | 犯罪者に容赦しない自警団。シーズン1に登場する | あり(シーズン2) |
| ヘザー・グレン | マーガリータ・レヴィエヴァ(Margarita Levieva) | 本作から登場する新キャラクター | なし |
| ダニエル・ブレイク | マイケル・ガンドルフィーニ(Michael Gandolfini) | 本作から登場する新キャラクター。フィスク市政の側にいる人物 | なし |
ジェシカ・ジョーンズのクリステン・リッターは、マーベルのドラマ『マーベル/ジェシカ・ジョーンズ』の主演だった人だ。シーズン1には出ておらず、シーズン2で初めて『ボーン・アゲイン』に加わった。Disney+公式のキャストガイドでは、シーズン2の主要人物として紹介されている。
【ネタバレ】フォギー・ネルソンはどうなった?
フォギー・ネルソン(エルデン・ヘンソン)は、Netflix版ではマットの親友であり、法律事務所のパートナーだった。Disney+のキャストガイドには名前が載っていないが、前作からの重要人物だ。Disney+公式のブルズアイの紹介によると、ブルズアイは、ヴァネッサ・フィスクに操られてフォギーを殺すよう仕向けられ、その後フィスク夫妻を信用できないと気づく。フォギーが命を落とすのは、シーズン1の序盤だ。
つまり『ボーン・アゲイン』は、Netflix版で長く一緒にいた3人(マット、フォギー、カレン)のうち1人を、物語の序盤で失う。Netflix版からのファンが、この続編を重く感じる理由のひとつがここだ。
シーズン1とシーズン2で登場人物はどう変わる?
基本になる顔ぶれ(マット、フィスク、カレン、ヴァネッサ、ブルズアイ)は2シーズン続けて登場する。シーズンごとの大きな違いは次のとおりだ。
- シーズン1:フィスクが市長になる。パニッシャー(ジョン・バーンサル)が登場し、ヘザー・グレンとダニエル・ブレイクという新しい人物が加わる
- シーズン2:ジェシカ・ジョーンズ(クリステン・リッター)が加わる。海外メディアの報道では、シーズン2の新キャストとして、マシュー・リラードが「ミスター・チャールズ」役、リリ・テイラーがニューヨーク州知事マージ・マッカフリー役で加わったとされている
- シーズン2の最終話【ネタバレ】:海外の複数のメディアは、ルーク・ケイジ役のマイク・コルターが最終話に短く登場したと伝えている
シーズン1は2025年3月5日から日本で配信が始まった。シーズン2は2026年3月25日の午前10時から、日本でDisney+の独占配信が始まった。Disney+公式の案内では全8話で、毎週新しい話が公開される予定とされていた。シーズン2のあらすじは公式の案内によると、市長になったフィスクが自警団を作ってデアデビルを追い詰め、マットが暗闇の中で反撃する、というものだ。
シーズン3の制作が決まっていると複数の海外メディアが報じているが、日本での配信日は、2026年10月29日時点で公式の発表を確認できなかったので、ここでは書かない。
実際に俳優が演じるマットやフィスクを見たい人は、Disney+で本編をチェックできる。
Netflix版『マーベル/デアデビル』と『ボーン・アゲイン』の違い
同じ主人公の同じ世界でも、2つの作品には違いがある。Disney+の作品ページの表示や、公式・大手メディアで確認できた内容を並べた。
| 項目 | Netflix版『マーベル/デアデビル』 | 『デアデビル:ボーン・アゲイン』 |
|---|---|---|
| 配信された時期 | 2015〜2018年 | 2025年〜(シーズン2まで) |
| 話数 | 3シーズン・全39話(各13話) | シーズン1が全9話、シーズン2が全8話 |
| Disney+での年齢区分の表示 | 18+ | 15+ |
| 敵のフィスクの立場 | 裏社会を支配する犯罪王 | ニューヨーク市長 |
| マットの仲間 | フォギー、カレンと一緒に働く | シーズン1の序盤でフォギーを失い、シーズン2ではジェシカ・ジョーンズが加わる |
| 途中から加わる主な人物 | パニッシャー(シーズン2)、ブルズアイ(シーズン3)など | ヘザー・グレン、ダニエル・ブレイクなど |
| Disney+での扱い | 見られる(作品ページあり) | 独占配信 |
年齢区分は、Netflix版が18+、『ボーン・アゲイン』が15+と、Disney+の作品ページに表示されている。この表示の違いだけで内容の過激さを断定はできないが、どちらを見るか迷う人は、公式ページの年齢区分も見ておくと目安になる。
『ボーン・アゲイン』の制作にあたっては、2023年に最初の脚本・監督チームが交代し、ダリオ・スカルダパンが新しい制作責任者として加わったと、日本の映画サイトのeiga.comが伝えている。Netflix版は、Disney+の作品ページで企画・制作にドリュー・ゴダードの名前が出ている。作り手が入れ替わっている点は、前作との違いとして押さえておきたい。
Netflix版から順番に見直したい人は、ディフェンダーズ・サーガの見る順番まとめで、デアデビル、ジェシカ・ジョーンズ、ルーク・ケイジ、アイアン・フィストなどの作品を公開順に整理している。時間がない人向けの短いルートも載せている。
Netflix版を見ていなくても『ボーン・アゲイン』は楽しめる?
見ていなくても追えるかどうかは、人によって感じ方が違う。ただ、Disney+公式のシーズン2案内記事には、シーズン1のあらすじを振り返る項目がある。まずは『ボーン・アゲイン』から入り、マット、フィスク、カレンの関係が気になったところで前作に戻る、という順でも困らないはずだ。
この3人の因縁が深くなっているのは確かで、Netflix版を知っているとフォギーの死の重さがわかりやすい。時間に余裕があるなら、先に前作のデアデビルを見ておくと、キャストの再会がより味わえる。
デアデビルはほかのMCU作品にも出ている
Disney+公式のキャストガイドによると、チャーリー・コックスは『ディフェンダーズ』『シー・ハルク:ザ・アトーニー』『エコー』『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』にも、マット・マードックとして出ている。ヴィンセント・ドノフリオも、『ホークアイ』と『エコー』でフィスクを演じている。
『シー・ハルク』でのマットの扱いはシー・ハルクとデアデビルの関係、『ホークアイ』でのフィスクの登場は『ホークアイ』とデアデビルはつながる?キングピンとの関係・時系列で整理している。どちらも結末などのネタバレを含むので、未視聴の人は注意してほしい。
日本語吹替のキャストは?
日本語吹替では、マット・マードック役が内田夕夜、ウィルソン・フィスク役が玄田哲章、カレン・ペイジ役が木下紗華だ。フォギー・ネルソン役は中村章吾が担当している。新キャラクターのヘザー・グレンは浅野真澄、ダニエル・ブレイクは浦和希が演じている。以上は、2025年3月に映画情報サイトのcrank-inが伝えた内容と、2026年6月のアニメ!アニメ!の配信ガイド記事で確認できた。シーズン2から加わった人物の吹替は、確認できなかったので書いていない。
『デアデビル:ボーン・アゲイン』のキャストに関するよくある質問
Q. デアデビルの主役を演じている俳優は誰?
マット・マードック/デアデビルを演じているのはチャーリー・コックスだ。Netflix版の『マーベル/デアデビル』から続けて同じ役を演じていて、『ボーン・アゲイン』のほか、『シー・ハルク:ザ・アトーニー』『エコー』などにも出ている。
Q. キングピンは前作と同じ俳優?
同じヴィンセント・ドノフリオが演じている。Disney+公式のキャストガイドでも、ドノフリオの出演作として『マーベル/デアデビル』『ホークアイ』『エコー』が挙げられている。
Q. ジェシカ・ジョーンズはシーズン1に出る?
シーズン1には出ない。ジェシカ・ジョーンズ(クリステン・リッター)は、シーズン2から登場する。Disney+公式のキャストガイドも、シーズン2の主要人物として紹介している。
Q. シーズン1とシーズン2はどちらもDisney+で見られる?
2026年10月29日時点で、Disney+の作品ページにはシーズン1(9話)とシーズン2(8話)が載っていて、日本ではDisney+の独占配信だ。料金は、公式サイトで申し込む場合、スタンダードが月額1,250円・年額12,500円、プレミアムが月額1,670円・年額16,700円(いずれも税込)。無料トライアルの案内は、公式の入会案内には見当たらない。
まとめ
『デアデビル:ボーン・アゲイン』は、Netflix版『マーベル/デアデビル』シーズン3の5年後を描く続編で、チャーリー・コックス、ヴィンセント・ドノフリオ、デボラ・アン・ウォールといった主要キャストが前作から続投している。新しく加わったのは、ヘザー・グレンやダニエル・ブレイクといった人物で、シーズン2ではジェシカ・ジョーンズも加わる。前作との大きな違いは、フィスクが犯罪王から市長になったことと、マットの周りの顔ぶれが変わったことだ。
俳優の演技や、人物同士の関係は、文章を読むより映像で見たほうが伝わる。続きを見たい人は、次のリンクからDisney+の公式サイトで申し込める。



コメント