【昭和・平成・令和】仮面ライダー歴代シリーズ一覧|年表と代表作を完全解説

「仮面ライダーって結局どれくらい作品があるの?」「昭和ライダーと平成ライダー、令和ライダーの違いがよくわからない」——親子で仮面ライダーを見始めた方や、懐かしさから再びシリーズを追いかけたくなった方の多くが、このシリーズの規模の大きさに戸惑います。1971年の放送開始から2026年時点で55年、作品数は30本を超えており、時代ごとに設定やテイストも大きく変化してきました。

この記事では、仮面ライダーシリーズを「昭和」「平成」「令和」の3つの時代に分けて年表形式で整理し、それぞれの時代の特徴と代表作品をわかりやすく解説します。2026年4月から始まる最新作「仮面ライダーマイス」の情報も含め、最新の状況までカバーしています。

  • 昭和・平成・令和、各時代の仮面ライダーの設定や作風の違い
  • 全作品を放送年順にまとめた年表(比較表)
  • 各時代を代表する作品の見どころとあらすじ

結論:仮面ライダーシリーズは「改造人間」の昭和、「多様な変身ヒーロー像」の平成、「配信時代に対応した令和」という3つの時代でカラーが大きく異なります。まずは自分が生まれた年や、思い出のある時代の作品から見返すのがおすすめです。


仮面ライダー歴代シリーズとは?昭和・平成・令和で何が違う

仮面ライダーシリーズは、石ノ森章太郎原作・東映制作の特撮テレビドラマで、1971年4月3日放送開始の「仮面ライダー」を第1作とします。以来、時代によって世界観や主人公像が大きく変化してきました。ここではまず、3つの時代区分ごとの特徴を押さえておきましょう。

昭和ライダー(1971年〜1989年)の特徴

昭和の仮面ライダーは、悪の組織に誘拐され、人体改造手術によって特殊な能力を与えられた「改造人間」が主人公です。テーマは重く、身体を改造されてしまった悲哀や、それでも人間の心を失わずに悪と戦う姿が描かれるのが大きな特徴です。バッタをモチーフにしたマスクとマフラー、バイクでの疾走シーンなど、現在でも仮面ライダーの象徴として語り継がれるビジュアルの多くはこの時代に確立されました。

平成ライダー(2000年〜2019年)の特徴

2000年放送の「仮面ライダークウガ」から始まる平成シリーズは、「改造人間」という設定から離れ、ベルトなどの装備品によって変身するスタイルへと大きく転換しました。主人公が複数登場して勢力争いを繰り広げる作品や、コミカルな要素を前面に出した作品、時間や記憶をテーマにした作品など、1年ごとにコンセプトを大胆に変えているのが平成ライダー最大の特徴です。玩具展開との連動を強めながら、子供だけでなく大人のファンも夢中にさせる作品づくりが確立された時代といえます。

令和ライダー(2019年〜)の特徴

2019年放送の「仮面ライダーゼロワン」から始まる令和シリーズは、AIやSNS、配信サービスといった現代的なテーマを積極的に取り入れているのが特徴です。放送形態も地上波と配信の両輪で展開されるようになり、若い世代のキャストを中心に、恋愛要素やエモーショナルな人間ドラマを重視する傾向が強まっています。2021年には50周年記念作「仮面ライダーリバイス」が放送され、2026年には55周年記念作「仮面ライダーマイス」が控えるなど、節目の年をシリーズ全体で盛り上げる流れも令和ライダーの特徴のひとつです。


仮面ライダー歴代シリーズ一覧【年表・比較表】

ここからは、放送年順にすべての作品を一覧表で整理します。まずは昭和ライダーからです。

昭和ライダー一覧(1971年〜1989年)

放送年 作品名 主演
1971〜1973年 仮面ライダー(1号・2号) 藤岡弘、佐々木剛
1973〜1974年 仮面ライダーV3 宮内洋
1974年 仮面ライダーX 速水亮
1974〜1975年 仮面ライダーアマゾン 岡崎徹
1975〜1976年 仮面ライダーストロンガー 荒木しげる
1979〜1980年 仮面ライダー(スカイライダー) 村上弘明
1980〜1981年 仮面ライダースーパー1 村上弘明
1987〜1988年 仮面ライダーBLACK 倉田てつを
1988〜1989年 仮面ライダーBLACK RX 倉田てつを

平成ライダー一覧(2000年〜2019年)

放送年 作品名 主演
2000〜2001年 仮面ライダークウガ オダギリジョー
2001〜2002年 仮面ライダーアギト 賀集利樹
2002〜2003年 仮面ライダー龍騎 須賀貴匡
2003〜2004年 仮面ライダー555(ファイズ) 半田健人
2004〜2005年 仮面ライダー剣(ブレイド) 椿隆之
2005〜2006年 仮面ライダー響鬼 細川茂樹
2006〜2007年 仮面ライダーカブト 水嶋ヒロ
2007〜2008年 仮面ライダー電王 佐藤健
2008〜2009年 仮面ライダーキバ 瀬戸康史
2009年 仮面ライダーディケイド 井上正大
2009〜2010年 仮面ライダーW 桐山漣・菅田将暉
2010〜2011年 仮面ライダーオーズ/OOO 渡部秀
2011〜2012年 仮面ライダーフォーゼ 福士蒼汰
2012〜2013年 仮面ライダーウィザード 白石隼也
2013〜2014年 仮面ライダー鎧武/ガイム 佐野岳
2014〜2015年 仮面ライダードライブ 竹内涼真
2015〜2016年 仮面ライダーゴースト 西銘駿
2016〜2017年 仮面ライダーエグゼイド 飯島寛騎
2017〜2018年 仮面ライダービルド 犬飼貴丈
2018〜2019年 仮面ライダージオウ 奥野壮

令和ライダー一覧(2019年〜2026年)

放送年 作品名 主演
2019〜2020年 仮面ライダーゼロワン 高橋文哉
2020〜2021年 仮面ライダーセイバー 内藤秀一郎
2021〜2022年 仮面ライダーリバイス 前田拳太郎
2022〜2023年 仮面ライダーギーツ 簡秀吉
2023〜2024年 仮面ライダーガッチャード 本島純政
2024〜2025年 仮面ライダーガヴ 知念英和
2025〜2026年 仮面ライダーゼッツ 今井悠貴
2026年〜 仮面ライダーマイス(KAMEN RIDER MY-TH) 2026年9月放送開始予定

昭和9作品、平成20作品、令和8作品(マイス含む)と、2026年8月時点でシリーズ全体は40作近い規模にまで拡大しています。


昭和ライダーの代表作品を解説

仮面ライダー(1号・2号)

すべての始まりとなった記念すべき第1作です。悪の秘密結社ショッカーによって改造人間にされてしまった本郷猛が、人間の心を保ったまま組織に反旗を翻すというストーリーは、当時の子供番組の枠を超えたシリアスな作風で人気を集めました。放送途中からは主演が藤岡弘から佐々木剛に交代し、1号・2号という2人のライダーが存在する原点にもなっています。2026年には生誕55周年を記念して、TVシリーズの4Kリマスター版が地上波で放送されるなど、いまなお特別な扱いを受けている作品です。

仮面ライダーV3

第1作の直接の続編として制作され、旧1号・2号ライダーの力を受け継いだ最強の改造人間・風見志郎が主人公です。「ダブルタイフーン」の力で敵を圧倒する痛快なアクションが持ち味で、昭和ライダーの中でも特に高い人気を誇りました。

仮面ライダーBLACK・BLACK RX

1980年代後半に放送された作品で、日食の夜に太陽の力を宿す使命を負った南光太郎が主人公です。友人であり義兄弟でもあるシャドームーンとの因縁が物語の軸となり、重厚な人間ドラマが高く評価されました。続編のBLACK RXでは、宇宙的なスケールへと物語が広がっています。


平成ライダーの代表作品を解説

仮面ライダークウガ

平成ライダー第1作にして、シリーズの転換点となった作品です。古代の戦士が現代に蘇り、謎の怪人グロンギと戦うというシリアスな物語に加え、警察の捜査ドラマとしての側面も持ち合わせています。主演のオダギリジョーはこの作品をきっかけに人気俳優として飛躍しました。

仮面ライダー電王

気弱な青年・野上良太郎の体に、4体の妖魔(イマジン)が憑依して戦うというコミカルな設定が特徴の作品です。時間を移動する「デンライナー」を舞台にした物語と、テンポの良いギャグパートが両立しており、シリーズ屈指の人気作として今も語り継がれています。主演の佐藤健はこの作品で一気にブレイクしました。

仮面ライダーW(ダブル)

2人の主人公が1つの体に変身するという斬新な設定と、ハードボイルドな探偵ものの世界観を融合させた作品です。ガイアメモリと呼ばれるアイテムを使い分けることで多彩なフォームチェンジを見せる戦闘スタイルも人気を集めました。

仮面ライダージオウ

平成ライダー最終作として、歴代すべての仮面ライダーの力を受け継ぐ「オーマジオウ」になる運命を背負った高校生・常磐ソウゴが主人公です。過去作品のライダーたちが続々と登場し、平成ライダー30年の集大成として制作された記念碑的な作品といえます。


令和ライダーの代表作品を解説

仮面ライダーゼロワン

令和ライダー第1作。AI・ロボット(ヒューマギア)が人間社会に浸透した近未来を舞台に、社長業とライダー活動を両立する飛電或人の姿を描きました。AIと人間の共存というテーマは、令和ライダーの方向性を象徴する内容として注目されました。

仮面ライダーセイバー

物語や剣士たちの力を「本」に見立てた独特の世界観が特徴の作品です。小説家志望の青年・神山飛羽真が、伝説の剣士として世界を守るために戦う姿を描いています。

仮面ライダーリバイス

生誕50周年記念作として2021年に放送されました。自分の中に宿る悪魔と契約し、1人の主人公が2人のライダーとして戦う「バディもの」の要素が新鮮で、家族愛や兄弟の絆をテーマにした人間ドラマも高く評価されました。

仮面ライダーギーツ・ガッチャード・ガヴ

ギーツはデスゲーム形式の生き残りバトルを描いた挑戦的な作品、ガッチャードは錬金術とモンスター育成をテーマにした作品、ガヴはお菓子の世界観と成長物語を組み合わせた作品と、令和ライダーは1年ごとに大胆にコンセプトを変化させ続けているのが特徴です。

仮面ライダーゼッツ

2025年9月から放送されている最新シリーズです。不運な青年・万津莫が、明晰夢の中で見ていた「無敵のエージェント」としての力を、悪夢の怪人ナイトメアの出現をきっかけに現実世界でも発揮できるようになるという、夢と現実を行き来する物語が展開されています。

仮面ライダーマイス(2026年放送開始)

2026年4月3日から放送予定の最新作で、「KAMEN RIDER MY-TH」という英字タイトルが付けられています。シリーズ生誕55周年を記念する節目の作品として発表されており、続報が待たれています。


よくある質問(FAQ)

Q. 仮面ライダーシリーズは全部で何作品ありますか?

2026年8月時点で、昭和ライダーが9作品、平成ライダーが20作品、令和ライダーが8作品(放送予定の「仮面ライダーマイス」含む)の、合計37作品がテレビシリーズとして制作されています。これに加えて、劇場版やVシネクストなどのスピンオフ作品も多数存在します。

Q. 平成ライダーと令和ライダーの境目はどこですか?

2019年に放送された「仮面ライダージオウ」が平成ライダーの最終作、同年放送の「仮面ライダーゼロワン」が令和ライダーの第1作という位置づけです。ちょうど元号が「平成」から「令和」に変わったタイミングと重なったことから、この区切りが定着しました。

Q. 昭和ライダーと平成ライダーでは設定にどんな違いがありますか?

昭和ライダーは、悪の組織に誘拐されて人体改造手術を受けた「改造人間」が主人公という設定が基本でした。一方、平成ライダー以降は改造人間という設定から離れ、ベルトなどの専用装備を身につけることで変身する、より現代的でスタイリッシュなヒーロー像に変化しています。

Q. 2026年8月時点で最新の仮面ライダーは何ですか?

2026年8月時点で放送中なのは、2025年9月に放送を開始した「仮面ライダーゼッツ」です。さらに同年4月3日からは、生誕55周年記念作「仮面ライダーマイス(KAMEN RIDER MY-TH)」の放送も予定されており、シリーズは新たな節目を迎えています。


まとめ:仮面ライダーは時代ごとの変化を楽しむシリーズ

仮面ライダーシリーズは、1971年の第1作から55年以上にわたり、昭和・平成・令和という3つの時代でそれぞれ異なる作風を打ち出してきました。昭和は改造人間の悲哀を描くシリアスな物語、平成は1年ごとに設定を刷新する多様性、令和はAIや配信文化など現代的なテーマを取り入れた作品づくりが特徴です。まずは自分の年代に近い作品や、この記事で紹介した代表作から見返してみると、シリーズ全体の魅力がより深く理解できるはずです。

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