「アベンジャーズシリーズを見返したいけど、誰が初期メンバーで誰が途中から加入したのかわからない」「作品ごとにキャラが増えすぎて整理できていない」——MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のアベンジャーズ本編を楽しむうえで、キャストとキャラクターの合流タイミングを把握しておくと物語の理解度が一気に上がります。
この記事では、『アベンジャーズ』(2012)、『エイジ・オブ・ウルトロン』(2015)、『インフィニティ・ウォー』(2018)、『エンドゲーム』(2019)の本編4作を対象に、初期メンバー6人の俳優・キャラクター紹介と、作品ごとに新たにチームへ加わったキャラクターを時系列で整理しました。
- 初期メンバー6人(アイアンマン・キャプテン・アメリカ・ソー・ハルク・ブラック・ウィドウ・ホークアイ)の俳優とキャラクターの特徴
- 『エイジ・オブ・ウルトロン』『インフィニティ・ウォー』『エンドゲーム』でそれぞれ新規加入したキャラクターの一覧
- 4作品を通したキャスト陣の変遷が一目でわかる比較表
結論:アベンジャーズ本編4作は、2012年の初期メンバー6人を核に、2015年で「スカーレット・ウィッチ」「ヴィジョン」ら、2018年で「ドクター・ストレンジ」「スパイダーマン」「ブラックパンサー」らMCU全体のヒーローが合流し、2019年の『エンドゲーム』でキャプテン・マーベルまで加わって集大成を迎える構成になっています。
アベンジャーズ本編4作の基本情報
まずは本編4作の公開年と物語上の位置づけを整理しておきましょう。それぞれの作品がフェーズのどこに位置し、どんな役割を担っているかを把握すると、キャストの入れ替わりも理解しやすくなります。
| 作品名 | 公開年 | 物語上の位置づけ |
|---|---|---|
| アベンジャーズ | 2012年 | ニック・フューリーの呼びかけでヒーロー6人が初結集する第1作 |
| アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン | 2015年 | 人工知能ウルトロンの反乱をきっかけに新メンバーが加入 |
| アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー | 2018年 | サノスとの全面対決に向け、MCU全ヒーローが結集する集大成前編 |
| アベンジャーズ/エンドゲーム | 2019年 | タイムトラベルを駆使した最終決戦を描くフェーズ3の完結編 |
初期メンバー6人のキャスト紹介(アベンジャーズ/2012)
2012年の『アベンジャーズ』で結成されたオリジナルメンバーは、以降のMCU作品全体を支える中心キャラクターです。それぞれの俳優と役柄の特徴を押さえておきましょう。
トニー・スターク/アイアンマン(ロバート・ダウニー・Jr.)
兵器製造会社を営む大富豪の天才発明家。自社の兵器がテロに悪用されたことをきっかけに兵器製造から手を引き、自作のパワードスーツを身にまとってアイアンマンとして戦うようになりました。日本語吹き替えは藤原啓治さんが担当。皮肉屋でトラブルメーカーな一面を見せつつ、チームの技術面を支える頭脳的存在です。
スティーブ・ロジャース/キャプテン・アメリカ(クリス・エヴァンス)
第二次世界大戦中に秘密結社ヒドラと戦い、氷漬けの状態から現代に復活した超人兵士。日本語吹き替えは中村悠一さんです。抜群のリーダーシップでアベンジャーズの指揮を執る存在として描かれ、シリーズを追うごとに「チームの精神的支柱」としての側面が強まっていきます。
ソー・オーディンソン(クリス・ヘムズワース)
神々の国アスガルドの王子であり、雷を操るハンマー「ムジョルニア」を武器とする雷神。日本語吹き替えは三宅健太さんです。異母兄弟であるロキとの複雑な関係がシリーズを通じて重要なテーマとなっており、地球人とは異なる価値観のギャップがコミカルな一面を生み出しています。
ブルース・バナー/ハルク(マーク・ラファロ)
怒りなどの感情が高ぶると緑色の巨人ハルクへと変貌してしまう天才生物学者。日本語吹き替えは宮内敦士さんです。理性の人物と怪力の破壊者という二面性を抱えながら、シリーズが進むにつれて自分自身との折り合いをつけていく様子が描かれます。
ナターシャ・ロマノフ/ブラック・ウィドウ(スカーレット・ヨハンソン)
S.H.I.E.L.D.(シールド)に所属する超一流のスパイであり、マーシャルアーツの達人。日本語吹き替えは米倉涼子さんです。アベンジャーズ結成に向けてメンバーの勧誘に奔走するなど、チームをまとめ上げる裏方的な役割も担っています。
クリント・バートン/ホークアイ(ジェレミー・レナー)
弓術に特化した戦闘のエキスパート。日本語吹き替えは宮迫博之さんです。超人的な能力を持たない「生身の人間」でありながらチームに欠かせない存在であり、精密な弓術アクションがシリーズの見どころのひとつになっています。
『エイジ・オブ・ウルトロン』(2015)で加わった新メンバー
第2作『エイジ・オブ・ウルトロン』では、トニーが人類防衛のために開発した人工知能ウルトロンが暴走し、人類滅亡を企てる敵として立ちはだかります。この戦いの過程で、初期メンバー以外の新たな顔ぶれがチームに合流しました。
ワンダ・マキシモフ/スカーレット・ウィッチ(エリザベス・オルセン)
テレキネシス(念動力)や精神干渉といった特殊能力を持つ双子の妹。日本語吹き替えは行成とあさんです。当初はウルトロン側についていましたが、物語の中盤でアベンジャーズと共闘する道を選びます。
ピエトロ・マキシモフ/クイックシルバー(アーロン・テイラー=ジョンソン)
超高速で移動できる強化能力を持つ双子の兄。日本語吹き替えは小松史法さんです。ワンダと同じくウルトロン側から寝返り、本作のクライマックスで印象的な活躍を見せます。
ヴィジョン(ポール・ベタニー)
ウルトロン計画の副産物として誕生した、インフィニティ・ストーンの一つ「マインド・ストーン」を額に宿す人工生命体です。人間の感情を理解しようとする姿勢と、圧倒的なパワーを兼ね備えた新たな仲間として本作から加入しました。
敵役:ウルトロン(ジェームズ・スペイダー)
トニーとブルースが開発した防衛用AIが暴走し、独自の意思を持って人類滅亡を企てる存在になったのがウルトロンです。日本語吹き替えは木下浩之さんが担当しています。人間味のある皮肉なセリフ回しが持ち味の、シリーズ屈指の個性的な敵役です。
なお本作のラストでは、ソーとハルクが一時的にチームを離れる一方、ウォーマシン(ドン・チードル)やファルコン(アンソニー・マッキー)がキャプテン・アメリカ率いる新体制のアベンジャーズに合流するという世代交代も描かれています。
『インフィニティ・ウォー』(2018)で結集したMCU全ヒーロー
第3作『インフィニティ・ウォー』は、6つのインフィニティ・ストーンをすべて集めて宇宙人口の半分を消し去ろうとする強大な敵サノス(ジョシュ・ブローリン)との対決を描く作品です。ここでは、アベンジャーズ単独ではなく、それまで各シリーズで個別に活躍してきたMCUのヒーローたちが一堂に会するのが最大の特徴です。
ドクター・ストレンジ(ベネディクト・カンバーバッチ)
魔術と時間操作を扱う異能の外科医で、日本語吹き替えは三上哲さんが担当。時間石(タイム・ストーン)を巡る攻防でトニーたちと合流し、物語の鍵を握る存在として立ち回ります。
ピーター・パーカー/スパイダーマン(トム・ホランド)
ニューヨークの高校生ヒーロー。本作ではトニーの導きで本格的にアベンジャーズの戦いへ参加し、師弟のような二人の関係性が物語に深みを与えています。
ティ・チャラ/ブラックパンサー(チャドウィック・ボーズマン)
ヴィブラニウム資源国ワカンダの国王であり守護者。本作では自国ワカンダを最終決戦の舞台として提供し、オコエやシュリといった仲間たちとともに全面戦争を戦い抜きます。
ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーの面々
ピーター・クイル/スター・ロード(クリス・プラット)、ガモーラ(ゾーイ・サルダナ)、ドラックス(デイヴ・バウティスタ)、ロケット(ブラッドリー・クーパーが声を担当)、グルート(ヴィン・ディーゼルが声を担当)ら、宇宙を舞台に活躍してきたチームも本作でアベンジャーズと初めて合流します。
バッキー・バーンズ/ウィンター・ソルジャー(セバスチャン・スタン)
キャプテン・アメリカの旧友であり、洗脳を解かれた後はワカンダに身を寄せていた元暗殺者。ワカンダでの決戦において戦列に加わります。
本作は「新規加入」というより、それまで別々の映画シリーズで描かれてきたヒーローたちが初めて一堂に会する集大成的な位置づけの作品といえます。
『エンドゲーム』(2019)に集った最終決戦の顔ぶれ
シリーズ完結編となる『エンドゲーム』では、サノスの「指パッチン」によって消滅した仲間たちを取り戻すため、生き残ったヒーローたちがタイムトラベルという手段に挑みます。
キャロル・ダンヴァース/キャプテン・マーベル(ブリー・ラーソン)
規格外のパワーを誇る宇宙最強クラスのヒーロー。日本語吹き替えは水樹奈々さんが担当しました。かつて地球でニック・フューリーと出会い、アベンジャーズ計画発足のきっかけを作った人物でもあり、本作では消えゆくフューリーからのSOSを受けて満を持して参戦します。
スコット・ラング/アントマン(ポール・ラッド)
量子世界に閉じ込められていたことで指パッチンの影響を免れたヒーロー。量子世界の特性を利用したタイムトラベル理論のヒントをもたらし、物語のカギを握る役割を果たします。
タイムトラベル作戦を担うオリジナルメンバー
本作の中心となるのは、生き残った初期メンバーであるアイアンマン、キャプテン・アメリカ、ソー、ブラック・ウィドウ、ホークアイ、ハルクの6人です。彼らが量子トンネルを使って過去の時間軸に赴き、6つのインフィニティ・ストーンを回収するという構成が物語の軸になっています。
新たな「キャプテン・アメリカ」の誕生
物語のラストでは、スティーブ・ロジャースが自身の盾をサム・ウィルソン/ファルコン(アンソニー・マッキー)に託す場面が描かれ、世代交代を象徴する締めくくりとなりました。この展開は後の関連シリーズにもつながる重要な伏線になっています。
4作品キャスト早見表
ここまで紹介したキャラクターの合流タイミングを一覧表にまとめました。見返す際の参考にしてください。
| キャラクター | 俳優 | 初登場作品 |
|---|---|---|
| アイアンマン | ロバート・ダウニー・Jr. | アベンジャーズ(2012) |
| キャプテン・アメリカ | クリス・エヴァンス | アベンジャーズ(2012) |
| ソー | クリス・ヘムズワース | アベンジャーズ(2012) |
| ハルク | マーク・ラファロ | アベンジャーズ(2012) |
| ブラック・ウィドウ | スカーレット・ヨハンソン | アベンジャーズ(2012) |
| ホークアイ | ジェレミー・レナー | アベンジャーズ(2012) |
| スカーレット・ウィッチ | エリザベス・オルセン | エイジ・オブ・ウルトロン(2015) |
| クイックシルバー | アーロン・テイラー=ジョンソン | エイジ・オブ・ウルトロン(2015) |
| ヴィジョン | ポール・ベタニー | エイジ・オブ・ウルトロン(2015) |
| ドクター・ストレンジ | ベネディクト・カンバーバッチ | インフィニティ・ウォー(2018) |
| スパイダーマン | トム・ホランド | インフィニティ・ウォー(2018) |
| ブラックパンサー | チャドウィック・ボーズマン | インフィニティ・ウォー(2018) |
| スター・ロードらガーディアンズ | クリス・プラット 他 | インフィニティ・ウォー(2018) |
| キャプテン・マーベル | ブリー・ラーソン | エンドゲーム(2019) |
まとめ:アベンジャーズ本編4作はキャストの拡大そのものが物語になっている
アベンジャーズ本編4作は、単なる続編の積み重ねではなく、キャストが少しずつ拡大していくこと自体が物語の推進力になっているシリーズです。2012年の初期メンバー6人から始まり、2015年でスカーレット・ウィッチやヴィジョンが加わり、2018年にはドクター・ストレンジやスパイダーマン、ブラックパンサー、ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーといったMCU全体のヒーローが合流し、2019年のキャプテン・マーベル参戦でシリーズは一つの集大成を迎えます。
- 初期メンバー6人(アイアンマン・キャプテン・アメリカ・ソー・ハルク・ブラック・ウィドウ・ホークアイ)が物語の核
- 『エイジ・オブ・ウルトロン』でスカーレット・ウィッチ、クイックシルバー、ヴィジョンが加入
- 『インフィニティ・ウォー』でドクター・ストレンジ、スパイダーマン、ブラックパンサー、ガーディアンズら別シリーズのヒーローが結集
- 『エンドゲーム』でキャプテン・マーベルが参戦し、最終決戦を経てキャプテン・アメリカの盾がファルコンへ継承される
キャストの合流タイミングを押さえたうえで4作品を見返すと、それぞれのキャラクターの関係性や成長がより立体的に感じられるはずです。


コメント