2016年に公開された映画「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」。
これまでキャプテン・アメリカやアイアンマンなどの異なる超人たちが「アベンジャーズ」として一致団結して戦ってきましたが、本作品ではその「アベンジャーズ」が分裂するという衝撃的な物語です。
お祭り映画いとしても面白かったですし、新しいキャラが多数登場するというサプライズもビックリでした。非常に満足度の高い映画だったのではないでしょうか?
ところで、予告編や吹き替え版を見ている視聴者はあることに気になりませんでしたか?そうアイアンマンことトニー・スタークがスパイダーマンを呼ぶシーンです。
僕は基本的に洋画は英語で見る派なのですが、特別英語ができるといわけではないので、いつも字幕とにらめっこして英語の雰囲気を楽しんでいるレベルなので、アイアンマンが「Underoos(アンダールーズ)」ってどういう意味か分かりませんでした。
動画の0:10辺りの部分です。
Underoos(アンダールーズ)は下着ブランドの名前
Underoos(アンダールーズ)の意味なのですが、調べたところ下着ブランドの名前だそうです。
スーパーヒーローやキャラクターをモチーフにした、トップスとお揃いのブリーフのセットのことで、日本だと仮面ライダーやスーパー戦隊の特撮ヒーローもの部屋着一式にあたります。
なのであの場面を直訳するとアイアンマンは「下着くん!」ってスパイダーマンのことを呼び出し、キャプテン・アメリカから盾を奪取したことになります。
カッコイイシーンなのにどこかふざけているのが、トニーとスパイダーマンって感じがしなくもありません。
なぜトニーはスパイダーマンをUnderoos(アンダールーズ)と呼んだのでしょうか?
なぜアイアンマンがスパイダーマンのことを 「Underoos(アンダールーズ)」と呼んだのか、海外サイトの見解を一部和訳して解説したいと思います。
アイアンマンにとってスパイダースーツは安物であるから?
「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」の後に公開された「スパイダーマン/ホームカミング」を見ればわかる通り、スパイダースーツは非常に高性能で1つ作るのにとんでもない額が掛かります。
それでもスパイダースーツを下着と呼んだのは、アイアンマンと比較して最低限装備しかないスパイダースーツを、最も安くて簡単にコスプレができる「アンダールーズ」と皮肉っていたのかもしれません。
単純にスパイダーマンを子供扱いしている?
シビルウォーのときのスパイダーマンはまだ高校生。他のアベンジャーズの面々と比較したら子供そのものです。
その子供が全身ぴったしのスーツを着て走り回っている様子から「アンダールーズ」と呼んだのかもしれません。
でも思い返してみれば、トニー・スタークは他のホームカミングなどでもスパイダーマンを子供扱いしているので、ただ単に子供扱いをしているという意味でアメリカの子供向け下着ブランドの名前を呼んだというのが正しいような気がします。
Underoos(アンダールーズ)「下着男」は今後も活躍する
英語1つとっても様々な解釈がある上に、自身の英語力のなさから何が正解なのか分からない、というところが正直な感想ですが、単純に子供を呼び出したと考えるのが個人的に一番納得しました。
この下着男は、「スパイダーマン/ホームカミング」「アベンジャーズ/インフィニティウォー」「スパイダーマン/ファーフロムホーム」など次々出演が決まっているので今後に着目したいところです。
コメント
初めまして。
ブルーノマーズのSpidy lifeの中にある「underroos!」って何だろう?と思っていたところ、たいへん助かりました。
わかりやすい解説、ありがとうございます!