アベンジャーズの中でも数少ない特別な能力を持たないホークアイ。一言で言ってしまえば弓の扱いが抜群に上手い極限まで鍛え抜かれた一般人です。
ただそんな特別な能力がなくても、弓一本で戦況を打破する姿に魅了されるファンも多いのではないでしょうか?
本記事ではそんなホークアイを紹介を紹介します。
ホークアイの概要・原作での活躍は?
原作では悪役!?
本名クリント・バートンで、幼くして両親を失くし、兄と共に入ったサーカスの一座で並ぶもののいない弓の名手として花形スターになりました。
そして弓の腕を生かしてヒーローデビューを果たそうとするも、ヴィランと間違えられます。時まだソ連のスパイだったブラック・ウィドウ(彼女も当初はヴィラン扱いだった)にそそのかされて、悪事を働こうとします。
かし、アイアンマンとの出会いによって世間からヒーローと認識され、アベンジャーズのリニューアルメンバーの一人となりました。
映画版では最初からS.H.I.E.L.Dのメンバー!
映画版では最初からS.H.I.E.L.Dのエージェントの1人で、ジョルニアを取りに来たソーをアーチェリー風の弓で狙っていました。
原作ではキャプテン・アメリカに対抗心を燃やす!?
マイティソーやアイアンマンではなく、自分と同じく何の能力も持たないでチームのリーダーとなったキャプテン・アメリカに対抗心を燃やします。あるごとにアベンジャーズのリーダーとして相応しいことをアピールしていました。
その後は、キャプテンの高潔さを認め、彼をリーダーとして尊敬するようになりました。
能力は弓の扱いが上手い・・・だけ!
彼の能力は冒頭でも触れた通り、弓の扱いが抜群に上手なだけで、ハイテク機器を駆使したりスーパーパワーを有しているワケではありません。
極限まで鍛え上げられ、サーカス一座由来の身軽な肉体を持っていますが、キャプテン・アメリカのような超人血清を使用したワケではないのであくまで人間の中では強いというレベル。
爆弾や煙幕、更に相手を凍らせたり燃やしたり痺れさせたりと様々な効果を持つ矢を扱い、百発百中の腕前でスーパーパワーを持つヒーローやヴィラン、或いは宇宙からの侵略者とも互角以上に渡り合います。
またキャプテン・アメリカのシールド投擲術を再現したり、弓以外の武器を扱うシーンも原作にはあるため、あらゆる武器は扱える技巧派の一面もあります。
原作ではブラック・ウィドウと恋人!?
原作のコミックでは、ブラック・ウィドウに思いを寄せていました。そのためトニー・スタークから技術を盗もうとするブラック・ウィドウに協力するほどでした。
映画版では所帯持ち
MCUではというと、過去を匂わせるようなセリフはあったものの、恋愛関係であるような明確な描写ありませんでした。
それどころかホークアイは所帯持ちで、ブラック・ウィドウはハルクことブルース・バナーに思いを寄せている感じでした。(アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロンで妻子が登場するシーンがある)
これまでの映画での登場
マイティ・ソー
S.H.I.E.L.D.エージェントで、ベースキャンプへ突入したソーに対処するためコールソンの命令を受け、スナイパーとしてコンパウンドボウを携え、クレーンゴンドラに乗り込み、上空からソーに弓を構えて待機。
泥臭い闘いぶりでS.H.I.E.L.D.兵士を複数倒したソーを気に入ってきたと発言。
アベンジャーズ
今作では中盤まで敵としての登場だが、アベンジャーズ結成後は持ち前の弓捌きでサポートに徹しました。
物語序盤で、四次元キューブの研究に励むセルヴィグを監視しフューリーに伝えるが、そこに現れたロキによって洗脳され、四次元キューブ強奪や、イリジウムの奪取に、ヘリキャリアー襲撃の片棒までを担ぐこととなり、更にロキへナターシャの過去も打ち明けてしまいした。
ヘリキャリア襲撃時に、本艦を墜落させようとエンジン破壊やコンピューターの制御系統をショートさせるが、フューリーの指示を受けたナターシャと格闘した末に頭を強打されて正気に戻りました。
洗脳が解けた終盤では、アベンジャーズが全員集合してからの決戦にて、ビルの屋上からトリック・アローを巧みに使い分け、次々と敵を撃ち落とし、ロキへ一矢報いることになりました。
アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン
本作では、酒が入るとくだけて皆を笑わせたり、妻子持ちの愛妻家で子煩悩な父でもあることも明かされ、マキシモフ兄妹を「クソガキ」と称しながらもウルトロン軍団の猛威に戦意喪失してしまったワンダを激励するなど、家族愛と同志愛に溢れたナイスガイとして描写されます。
「外に出たら闘え。残るなら誰かをよこす。でも一歩外に出たら、君はアベンジャーズだ」という名言も残しています。
ロキに以前マインドコントロールをされた経験があるため、ワンダの心理攻撃を瞬時にかわしてあしらう活躍も見せました。また弓術の上でも向上している様子です。
ウルトロン打倒後は、愛する家族と過ごすことを希望し、アベンジャーズを一時脱退します。
シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ
エイジオブウルトロンでアベンジャーズを脱退しましたが、スティーブたちの危機を知り、彼の救援依頼に承諾し、アベンジャーズ同士の内乱にも参加します。
キャプテン・アメリカを逃がすように力を尽くした後は、ラフトの刑務所に収監されます。
刑務所内では、後に来訪したトニーを激しく罵るなどやけになっていたが、物語のラストでスティーブに救われます。
アベンジャーズ/エンドゲームにて復帰!?
アベンジャーズ/インフィニティ・ウォーでは登場しませんでしたが、アベンジャーズ/エンドゲームの予告編ではホークアイの姿がありました。家族のために戦わないといけない事情があったように感じます。
ホークアイがローニンに?
ローニンとは、頭から足の先まで漆黒の衣装を身にまとった、日本刀やヌンチャクを用いて戦うヒーローです。原作ではホークアイを含む4人がローニンのコスチュームを着ていました。
予告にて登場したホークアイは日本刀を持ち、新しいコスチュームを身にまとっています。またSNSではホークアイがローニンになっているというリーク情報もあります。何故今作でローニンになっているかは不明ですが、もしかしたら指名手配犯であることや家族がいるヒーローの素性を隠すためにそのように名乗っているのでしょうか?
アベンジャーズ/エンドゲームの撮影現場のたった一枚の画像からホークアイ(クリント)が原作通りローニンになるって気づいた人スゲーな pic.twitter.com/8krHUITQlA
— サンピン (@sanpin_0427) 2018年12月7日
アベンジャーズ/エンドゲームでホークアイがどのような活躍するのか楽しみですね!
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