アイアンマンと言えば軍事企業であるスターク・インダストリーの社長である「トニー・スターク」がパワードスーツを着用して戦う物語、であることは言うまでもありません。
映画ではロバート・ダウニー・Jr. が演じています。
アイアンマンマーク1について
軍事産業で大活躍しているトニー・スタークがアフガンで、無国籍ゲリラ「テン・リングス」に拉致され、彼らから脱出するために開発した最初のパワードスーツがマーク1です。
アーク・リアクターについて
トニーはアフガンで、無国籍ゲリラ「テン・リングス」に拉致された際、爆弾によって瀕死の重傷を負ってしまう。心臓の隔壁付近にはまだ爆弾の破片が残留しており、1週間で破片が臓器に達するためトニーの命は風前の灯だった。
インセンが即席で作った車のバッテリーを利用した電磁石を胸に埋め込み、爆弾の破片を引き寄せていた。トニーは自分の命を守るために「テン・リングス」のアジトでインセンの力も借りて小型化したアーク・リアクターの開発に成功。トニーの心臓の隔壁部分に残っている爆弾の破片を引っ張っている電磁石へ電力を供給している。
小型化したアーク・リアクターは、発電能力は毎秒3GJで、インセン曰く人生50回分は心臓を動かす事が可能で、トニー曰く「パワードスーツなら15分稼働させる事が可能」。
拉致られた先でアーク・リアクターが小型化されるまでは、スターク・インダストリーズがリベラル派の抗議行動を黙らせるため宣伝用のものがあったのですが、あまりも大きすぎてコスト・パフォーマンスが悪すぎて実用化には至らなかった過去があります。
マーク1の概要
無国籍ゲリラ「テン・リングス」のアジトから脱出するためトニーとインセン教授が急遽共同開発した最初のアイアンマン。
ゲリラには天才武器開発エンジニアのトニーにテロ兵器の開発を命じられていたのですが、彼らの目を欺いて極秘に開発しているため、材料も時間もなく、鉄の色やマークングなどもむき出しで、後のアイアンマンと比べて能力もかなり控えめ。
武装は火炎放射器とロケット弾、脚部に使い捨ての飛行用ロケットを搭載。装甲はアサルトライフルの弾丸を弾く程度。
- 計測器がむき出しになった背後からの攻撃に弱い
- 動きが鈍重
- 制御プログラムを起動するまで時間が掛かる
- 起動するまでの間は身動きが取れない
- 飛行ロケットを作動させた後の姿勢制御は不可
- 活動可能時間は15分(旧型リアクターの性能の問題)
- 肉眼だけなので視界が狭い(そのためトニーは見えなくても脱出できるように経路を暗記していた)
- 脚部などのパワー増強は見えない程度にカバーがされただけのチェーン駆動
と弱点はかなり多い。
ただそのマーク1でもテン・リングスのラザからしたら素晴らしい出来だったようで、「初期の試作品レベルだが、スタークの設計は完璧であり、やつは死神の傑作を作り上げた」「これが1ダースあればアジアを支配出来る」とまで言わしめました。
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