※この記事では『シー・ハルク:ザ・アトーニー』最終話(第9話)の結末・ラストのオチに触れています。まだ見ていない人、結末を知りたくない人はここで引き返してください。
「シーハルクの終わり方がよくわからなかった」「最終回で結局何がどう決着したのか整理したい」という人向けに、この記事では『シー・ハルク:ザ・アトーニー』最終話(第9話)のあらすじと結末を、キャラクターごとの決着まで通しで解説します。ジェニファーが「第四の壁」を破ってマーベル・スタジオに直談判するという有名な展開だけでなく、トッド=ハルクキングの逮捕、タイタニアとの和解、ブルース・バナーとその息子スカーの登場、デアデビル/マット・マードックとの関係、エンドクレジット後のウォンとアボミネーションの行方まで、最終話で描かれた要素を一通りまとめます。作品自体の基本情報やキャストはシー・ハルクとは?あらすじ・登場人物・見どころを解説、ジェニファーが「第四の壁」を破れる理由や原作コミックとの関係についてはシー・ハルクが第四の壁を破るのはなぜ?原作設定と最終回を解説で詳しく扱っているので、そちらもあわせて確認してみてください。
『シー・ハルク:ザ・アトーニー』最終話の基本情報
最終話(第9話)の邦題は「主人公は誰?」、原題は「Whose Show Is This?」です。2022年10月13日(米国時間)にDisney+で配信されました。監督はカット・コイロ、脚本は本作のヘッドライターを務めるジェシカ・ガオが担当しています。『シー・ハルク:ザ・アトーニー』全体は全1シーズン・全9話の構成で、2022年8月18日から10月13日にかけてDisney+で毎週配信された作品です。
最終回のあらすじ・結末を解説
トッド=ハルクキングの正体と逮捕
最終話ではまず、ジェニファーの血液を狙う謎の勢力「インテリジェンシア」の黒幕であるハルクキングの正体が、これまで軽い恋愛相手として登場していたトッド・フェルプスであったことが判明します。トッドはブロンスキー(アボミネーション)の保護観察先の隠れ家に、インテリジェンシアの信奉者たちを集めて活動していました。トッドの動機は「ジェニファーは棚ぼたで手に入れた力を、自分は努力で手に入れようとしているだけだ」という身勝手な言い分で、大掛かりな悪の組織というより、ネット上の被害者意識をこじらせた人物という等身大の描かれ方になっているのがこの作品らしいところです。最終的にトッドとブロンスキーはこの騒動を経て逮捕されます。
ジェニファーが「第四の壁」を超えてK.E.V.I.N.に直談判
トッドの逮捕劇の裏で、物語は一度「よくあるMCUの巨大ヴィラン決戦」に向かおうとしますが、その展開に納得がいかないジェニファーはカメラに向かって不満をぶちまけ、番組そのものを飛び出してディズニープラスのメニュー画面へ移動、マーベル・スタジオの制作現場に乗り込みます。そこでMCU全体のストーリーを統括するAI「K.E.V.I.N.」(Knowledge Enhanced Visual Interconnectivity Nexus)と対面し、直接交渉することで最終話の展開そのものを自分の望む形に書き換えさせます。この結果、当初予定されていたブルース・バナーが宇宙から駆けつける大規模な最終決戦や、アボミネーションを単純な悪役として扱う展開は取りやめになり、より小規模で人間ドラマ寄りの決着へと変更されました。この「第四の壁を破ってK.E.V.I.N.と交渉する」演出の意味や原作コミックとの関係は、シー・ハルクが第四の壁を破るのはなぜ?原作設定と最終回を解説で詳しく解説しています。
タイタニアとの和解、裁判・弁護士業務への復帰
シリーズを通してジェニファーに突っかかってきたSNSインフルエンサーのタイタニアとは、最終話で衝突を経て和解する形に着地します。またジェニファー自身は、トッドの罪を法廷で追及する側に回り、最終的に弁護士としての立場を回復して仕事に復帰します。ドラマ全体が「スーパーヒーローもの」であると同時に「リーガルコメディ」であることを踏まえ、最後は超人的な力ではなく弁護士としての決着が用意されている点がこの作品らしい着地点です。
ブルース・バナーとスカーの登場、家族との再会
最終話の締めくくりでは、ウォルターズ家の集まりにブルース・バナーが帰還し、それまで存在が明かされていなかった息子スカーを家族に紹介する場面が描かれます。スカーは原作コミックでハルクの息子として知られるキャラクターで、ブルースがサカール星に滞在していた間に生まれた設定です。シリーズ第1話に登場していたサカールからの使者が、実はスカーを迎えに来ていた伏線だったことがここで回収されます。
デアデビル/マット・マードックとの関係
シリーズ中盤でジェニファーと接近していたマット・マードック(デアデビル)も、最終話の家族の集まりの場に姿を見せます。ここでジェニファーが家族にマットを紹介する形になっており、2人が交際関係にあることを示唆する締めくくりになっています。
エンドクレジット後——ウォンとアボミネーションの行方
最終話にはポストクレジットシーンが用意されており、収監されたブロンスキー(アボミネーション)の独房に、ドクター・ストレンジ作品でおなじみの魔術師ウォンが魔法のポータルを開いて現れます。ウォンはブロンスキーに荷物をまとめさせ、そのままポータルを通ってカマー=タジへと連れて行きます。ブロンスキーは『シャン・チー/テン・リングスの伝説』でもウォンの指導を受ける姿が描かれており、本作の結末はその関係の延長線上にあります。刑務所での服役ではなく、ウォンの管理下でカマー=タジの客人として生活する形に落ち着いた点が、このキャラクターの今後を占ううえで注目されています。
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今後のMCUとのつながり
『デアデビル:ボーン・アゲイン』との関係
本作のラストで交際が示唆されたジェニファーとマット・マードックの関係ですが、その後に展開されたドラマ『デアデビル:ボーン・アゲイン』では、この関係は物語に組み込まれませんでした。作品の時系列上ではジェニファーはロサンゼルスに残っている、という説明がスタッフから語られており、『デアデビル:ボーン・アゲイン』本編にシー・ハルクとしてジェニファーが登場することもありません。『デアデビル:ボーン・アゲイン』を含むディフェンダーズ系作品の見る順番はディフェンダーズ・サーガの見る順番まとめ|『デアデビル:ボーン・アゲイン』の前に見るべき?で整理しています。
スカーの登場が示す「プラネット・ハルク」的要素
最終話でブルース・バナーの息子として登場したスカーは、原作コミックではハルクがサカール星を舞台に戦う「プラネット・ハルク」ストーリーに深く関わるキャラクターです。MCUドラマ版でこのキャラクターが正式に登場したことで、今後のMCU作品でハルク一家やサカール絡みのエピソードが掘り下げられる可能性が示唆された形になっていますが、本記事執筆時点でスカーが登場する続編作品の具体的な発表はありません。ブルース・バナー/ハルクを演じてきた俳優や過去作での扱いについてはハルク歴代俳優まとめ|なぜ変わった?「死亡」の噂の正体とレッドハルクとの違いで解説しています。
アボミネーションとカマー=タジ、今後の展開
ウォンによってカマー=タジへ連れて行かれたアボミネーションについても、本記事執筆時点で続編作品への具体的な出演が確定した発表はありません。『シャン・チー』からの流れを踏まえたキャラクターの立ち位置の変化として注目されていますが、実際にどの作品でこの後の姿が描かれるかは未発表の状態です。
シーズン2はある?現在の配信状況
『シー・ハルク:ザ・アトーニー』のシーズン2について、本記事執筆時点で正式な製作決定・配信時期の発表はありません。続編の可能性自体がなくなったわけではないものの、現状は未定のままです。配信状況については、本作は全9話で完結しており、Disney+の独占配信作品として本記事執筆時点でも視聴可能です。他の動画配信サービスでは配信されていないため、視聴にはDisney+への加入が必要です。
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よくある質問
シーハルクの最終回は結局どういう終わり方?
ジェニファーがトッド=ハルクキングの正体を暴いて法廷で決着をつけ、弁護士としての立場を取り戻す一方、物語の展開そのものに納得がいかず「第四の壁」を破ってマーベル・スタジオのAI「K.E.V.I.N.」に直談判し、最終話の内容を自分の望む形に書き換えさせるという、二重の決着を迎える終わり方です。
アボミネーションは最終回でどうなった?
トッドとともに逮捕された後、エンドクレジット後のシーンでウォンが独房にポータルを開いて出迎え、そのままカマー=タジへ連れて行かれます。刑務所生活ではなく、ウォンの管理下でカマー=タジの客人として過ごす結末になりました。
スカーとは誰?
最終話でブルース・バナーが家族に紹介する息子です。原作コミックではハルクの息子として知られるキャラクターで、ブルースがサカール星に滞在していた間に生まれた設定として登場しました。
シーズン2はある?
本記事執筆時点で正式な製作決定や配信時期の発表はなく、続編の有無は未定です。
最終話で描かれたトッドの逮捕劇からK.E.V.I.N.との交渉、家族との再会まで、この記事で触れた場面を実際の映像で確認したい人はDisney+で本編を視聴できます。



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