本記事ではアイアンマンシリーズおよびアベンジャーズシリーズに登場する、アイアンマンことトニー・スタークを支える社長秘書でヒロインのペッパー・ポッツについて紹介します。(主に映画版中心)
※本記事は一部ネタバレを含みます。ネタバレが嫌という方はブラウザバックを推奨します。
原作コミック版のペッパー・ポッツについて
ペッパー・ポッツとは、MARVEL原作のコミック「アイアンマン」にて、トニー・スタークの親友であり専属秘書という立場のキャラクターです。
赤毛と顔に残るそばかすがトレードマーク。そばかすを胡椒に見立て、トニーが「ペッパー・ポッツ(コショウ瓶)」と言うあだ名をつけました。
彼が会社を留守にしている時に経営を取り仕切っており、高い知能に美貌を兼ね備えています。原作では一度ハッピー・ホーガンと結婚したものの、後に離婚しています。
最近では、女性型アイアンマン・アーマーである「レスキュー」を装着するとかどうとか・・・・
映画MCUに登場するペッパー・ポッツについて
映画(MCU)版でも、やり手の美人秘書というポジションです。アイアンマン2では、トニー・スタークから社長のポジションを継いでいます。
アイアンマン1での活躍
トニーの秘書。本業だけでなくトニーの身の回りの世話まで難なくこなすしっかり者。
自身の誕生日プレゼントをトニーのカードで購入したり、慈善イベントに彼からプレゼントされたドレスで着飾って参加するなど、この時点でトニーを異性として意識している素振りを見せているっぽいです。(トニーはそんなことおかまいなしに自宅に女性を連れ込んでお楽しみでしたが・・・)
本作の時点では、周囲の目が気になって“社長と秘書”の関係から発展できずじまい・・・
また、物騒な状況に直面すると錯乱してしまう一面もある。トニーがパワードスーツを装着して戦い始めると心配するあまり辞職まで言い出しますが、トニーの説得と依頼を受けて彼のサポートを渋々了承し、スターク社の社長室のパソコンからアイアンモンガーの設計図と、オバディアとテン・リングスの内通を裏付ける証拠映像を入手。(なんだかんだでトニーをサポートしています)
そのことをローズ中佐に知らせ、居合わせたコールソンたちと共にオバディア逮捕に乗り出すが、アイアンモンガーを動かすオバディアに追い詰められるてしまうことになる。
しかしそこに現れたトニーに救われ、彼とオバディアの戦闘の中、戦地となったスターク社本社工場の大型アーク・リアクターをトニーの指示で暴発させて、オバディア打倒に成功する活躍を見せました。
アイアンマン2での活躍
トニーの秘書だったのですが、実務能力を評価されスターク社CEOに抜擢。新CEOとして不慣れながらも、経営者としての手腕を発揮。
ですが、荒事を前にすると取り乱してしまうのは相変わらずで、自分たちを振り回すトニーや、彼のお眼鏡に叶ったナタリー(ナターシャ)に対してややヒステリックになってしまう場面もしばしばありました。
アイアンマンとして活動する傍らでスターク社の業務を疎かにしたり、公聴会でのうのうとした態度を見せたトニーに対し、頭を抱えて文句をぶつけてしまいます。
加えて、出張先のモナコでグランプリレースに飛び入り参加したり、誕生パーティーで自身の注意も聞かずに泥酔して羽目を外し過ぎてしまったりと突飛な行動を続けたトニーに愛想を尽かし、その後トニーが、ペッパーの苦手なイチゴを持ってきて謝罪に来たことに怒りが爆発してしまいます。
ナターシャやハッピーと3人でスターク・エキスポの会場へ向かい、ハマーのプレゼンを観覧するが、ヴァンコの陰謀でエキスポ会場が混乱した際には、ニューヨーク市警に連絡し、ヴァンコを匿ってドローンを作らせていたハマーを逮捕させる。
ヴァンコが討伐され自爆を敢行した際に、傍らに倒れていたドローンの自爆に巻き込まれかけるが、寸前でトニーに救われる。今回の一件で溜まったストレスからパニックになりCEO辞職を切り出すが、トニーに引き止められて仲直りし、キスを交わしてハッピーエンド。
アイアンマン3での活躍
本作では、トニーと寝室を共にするほどの関係となったが、アーマーに依存する彼に危惧を抱き、互いの距離を不安に思っている。
(このときのトニーは時系列的な前作である映画「アベンジャーズ」不眠症やパニック障害を患ってしまったため仕方がないのですが・・・)
そんな中、元同僚のキリアンから仕事を持ちかけられたことがきっかけで、これまで以上の危機に瀕してしまいます。
ハッピーの働き振りにやや困惑しながらも、スターク社のCEOとして順調に業務をこなす日々を送っていたところに再会したキリアンからエクストリミスの合同研究を依頼されるが、軍事利用される危険性からこれを拒否。
一方で、ニューヨーク決戦のトラウマからアーマーを増産するトニーに対しては心配しつつも、呆れて冷たい態度をとってしまう。
後にトニーがマンダリンへ宣戦布告した際には、スターク邸からの避難を推し進めるものの、時すでに遅く武装ヘリの攻撃を受け、トニーからマーク42を緊急装着され、彼や来客のマヤを救うが、スターク邸を大破され、トニーとも離ればなれとなってしまいました。
残されたアーマーのヘルメットで、トニーからの謝罪と生存を伝える留守電を聴いて安心すると、マヤからキリアンとマンダリンの繋がりを知らされ彼女を自宅へ招くが、そこに現れたキリアンに捕まり、強引にエクストリミスを投与される事態に・・・・
体内のエクストリミスに苦しみながら、フロリダ沖の埠頭に人質として捕縛され、駆け付けたトニーに安心するが、不慮の事故で火災の中へ転落してしまい死んだかと思えた。
ですが、エクストリミスに適合したために一命を取り留めて、トニーに襲いかかるキリアンを鉄骨で殴り飛ばし、自分に誤って攻撃してきたマーク8のミサイルとリパルサーを駆使してキリアンを撃破。
その後治療を経て体は元に戻ります。
アベンジャーズでの活躍
時系列的にはアイアンマン2の後(でアイアンマン3の前)のため、スターク・インダストリーズの現CEOで、トニーの恋人。アベンジャーズ計画については何も知らされていないけど、コールソンとは親しげにしている様子。
トニーと仲睦まじくスターク・タワー開発に勤しむ。物語のラストでは、トニーと2人でスターク・タワーの改修作業に取り掛かっています。
シビル・ウォー/キャプテン・アメリカでの活躍
アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロンでは少し言及されていただけで、シビル・ウォー/キャプテン・アメリカでも本人は登場しませんでした。
ただトニーの会話の中では、関係が冷え込んで距離を取っていることを告げられます。
いろいろな理由が想像できますが、アイアンマン③にてトニーが結んだ約束が守られず、その後もアイアンマンとして活動することが多かったからではないでしょうか?
スパイダーマン:ホームカミングでの活躍
終盤に登場。スパイダーマンことピーター・パーカーのアベンジャーズ加入記者会見の準備をしていました。
ですがこの時、ピーターアベンジャーズを辞退してしまったので、トニーと一緒に会見内容をどう屋って乗り切るかと四苦八苦。
どうやらトニーとのヨリは戻ったようです。
アベンジャーズ/インフィニティ・ウォーでの活躍
ランニングデートの最中、宇宙からの敵の襲来し、トニーに合いに来たドクター・ストレンジと共に行動するため、別々になってしまう。
その後、トニーの身を案じて連絡を送るも通信が途切れてしまう。
アベンジャーズ/エンドゲームでの活躍は?レスキューを着用している?
本記事を執筆の段階ではまだ公開されていないので不明です。
First Look at @GwynethPaltrow‘s Rescue Armour Suit for Avengers 4.#Avengers4 #GwynethPaltrow pic.twitter.com/U65AwmuYDB
— HollywoodNewsIndia (@HN_INDIA) 2018年10月23日
ただ、先日ネットに拡散された画像では、アイアンスーツらしきものを着ています。もしかしたら宇宙を漂流しているトニーを助けに来たのかもしれません。
原作では「レスキュー」というアイアンスーツが登場しているので、可能性はあります。(まあもしかしたらカメラが回ってないところで遊んでいただけかもしれませんが・・・
グウィネス・パルトロウがMCU卒業の意思を明かす
米Varietyのインタビューによると、グウィネスは「アベンジャーズ/エンドゲーム」をもってペッパー・ポッツ役を卒業する計画だそうです。
ただ、「もしも、“一日だけ帰ってこられませんか?”って言ってもらえるなら。もちろん、必要な時はいつでも参加しますよ。」とも言っているので永遠のお別れというワケでもなさそうです。
キャプテン・アメリカ役のリス・エヴァンスも卒業発表しているので、もしかしたらアベンジャーズの初期メンバーは全員卒業するのかもしれません。今後の展望次第。
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