多数のパワードスーツが登場するアイアンマンですが、44番目のパワードスーツはなんと大型のスーツです。本記事ではハルクバスターを紹介します。
ハルクバスターの概要
アイアンマンことトニー・スタークが、ハルクを倒すために作成しました。
コミック版での活躍
コミック版の方では未完成の状態でハルクと戦闘することになったこともあり一方的に壊されてしまいました。
なみに、アイアン・スパイダー・ハルクバスターというハルクバスターとアイアン・スパイダーの合体版のようなスーツもあります。
映画での活躍
「アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン」に登場しました。アイアンマンことトニー・スタークが、ハルクが暴走した時の対策としてハルクことブルース・バナーと共同開発したパワードスーツです。
ハルクバスタースーツを収容するハルクバスターポッドに「ベロニカ」というコードネームが与えられています。普段はハルクバスタースーツが分解された状態でベロニカに収められ、人工衛星に搭載されて宇宙空間で待機しています。
アイアンマンの要請に応じてベロニカが地上に降下し、ハルクバスタースーツを各ユニットごとに射出。アイアンマンMk.43をコアユニットとして合体することでハルクバスターになります。
武装
武装は従来のスーツと同様に大型リパルサーレイやミサイルに加えて、右腕にはスタンガンとガススプレー、左腕には高速パンチ連打機構とハルク拘束用手錠を内蔵。各部位男にそれぞれ稼働用のリアクターがあるため高出力を維持することが可能。
普段はベロニカというポッドに収納されている
上述でも触れた通り、普段はハルクバスターポッドはベロニカという巨大飛行体に収納されていて宇宙空間に待機、必要に応じて呼び出されます。
見た目は側面にスーツ射出口を備えた四角柱のような形状をしています。スーツの予備パーツを格納し、破損したパーツを交換することもできるようになっています。実際にハルクに壊された腕を補強しています。
また、ミサイルのように自動飛行する檻を搭載しており、ハルクの周囲に突き刺さってテント状に囲い込むことでハルクを拘束しています。
なぜハルクとアイアンマンは戦うことになったのか?
アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロンでは後にアベンジャーズとして戦うことになるスカーレットウィッチと敵対していました。
ハルクはスカーレット・ウィッチ(魔女)にマインドコントロールをされてしまい、暴れまわります。そのハルクの暴走を止めるためにハルクバスターを投入。
最初にベロニカがハルクに対して檻ミサイルで拘束し、その間に現場へ駆けつけたアイアンマンと各ユニットが合体、直接対決ではハルク以上の巨体と損壊パーツ交換能力を活かして優勢に戦うが、激怒したハルクの逆襲で損傷を重ね、さらに戦闘の余波でベロニカも撃墜されてしまう。
最終的に、建設中の無人ビルにハルク諸共突撃することで大ダメージを与え、さらにダメ押しに殴り倒して気絶させ、鎮圧させます。ちなみに建設中のビルはスターク・インダストリーズで買い取りました。
インフィニティ・ウォーではハルクバスター・マークⅡが登場
アベンジャーズ/インフィニティ・ウォーでは改良されたハルクバスター・マークⅡが登場しています。とくに言及はされていませんが恐らくマーク49だと思われます。
映画冒頭でサノスに敗北してからはハルクが戦闘を拒否してしまい、ブルース・バナーがハルクバスター・マークⅡに乗り込みワカンダとの戦闘に参加しました。対ハルク用のスーツなのにハルクの変身前が乗る事態になりました。
ちなみに監督曰く、ハルクはサノスに対して怯えているわけではなく、ブルースの代わりに戦い続ける事に疲れたために戦闘を行うことを拒否しているとのことらしいです。
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