2018年10月(日本では11月)に公開が予定されている映画「ヴェノム」。
ヴェノムと言えばスパイダーマンに登場するキャラクターで、作品の中では「もう1人のスパイダーマン」として扱われ、スパイダーマンの宿敵として暗躍したり、時にはスパイダーマンと協力したり、ヴィランだけでなくアンチ・ヒーローとしても人気のキャラクターです。
既に察しの良い人は気付いているかもしれませんが、公開予定の映画ではスパイダーマン内のキャラでスパイダーマンの宿敵であるにも関わらず、肝心のスパイダーマンは登場しない可能性が高いです。
海外のMCU情報を提供しているComicbook.comでは、映画制作者にヴェノムの胸のクモのマークについて尋ねました。
ヴェノムの制作陣は劇中にスパイダーマンが出ないことを認め、ヴェノムはスパイダーマンと繋がらない独自の物語であると主張しています。
クモのマーク以外に何を描くか苦労した
ヴェノムの監督、ルーベン・フライシャー氏はComicBook.comに次のように語っています。
クモのマークを使用できなかったため、クモの代わりに何を胸に置くのが最も難しいのかは明らかでした。映像化の辿り着くまで何万回もその件については考えました。
スパイダーマンは現在MCU内のキャラクターとして扱われているため、権利的な問題としてスパイダーマンを使用できなかったことを認めています。
沢山の法的問題がありますが最も重要なのは、スパイダーマンが映画に出ないでヴェノムの原点がスパイダーマンでない場合、クモのマークがあるのは筋が通っていない。
とフライシャー氏は説明します。
そのため映画ヴェノムの原点がスパイダーマンでないことに気付くや否や、じゃあ私たちの映画ではクモの代わりに何か違うものを付ければいいのではないかという答えにたどり着きました。
スパイダーマンが登場しないヴェノム独自のストーリーがどんなものになるのか、またヴェノムの胸のマークがどうなっているのか、非常に気になるところです。
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